2022年10月期の木曜ドラマ「silent(サイレント)」が大人気ですね。
切ないストーリーに胸を打たれる人が続出する中、ネット上では「セリフの話し方が気になる」「みんな同じ話し方」など、喋り方に違和感を感じる声も多いようです。
この独特な台詞回しが「silent構文」と言われているほど。
そこで今回は、ドラマ「silent(サイレント)」の話し方の特徴やその理由を考察していきます。
サイレントのキャストの話し方が気になる!ネットの反応
2022年10月期のフジテレビ系木曜ドラマ「silent(サイレント)」が大人気ですね!
切ない恋愛ストーリーはもちろん、川口春奈さんや目黒蓮さんをはじめとする俳優陣の演技力の高さも話題に。
しかし、一部の視聴者からは「話し方が気になる」という声も出ているようです。
silentめっちゃすきだけど話し方?独特なセリフの言い方すごい気になってしまう
— きょぴ♡ (@kypiiii_) November 4, 2022
silentの話はすごく好きなんだけどもれなく登場人物全員の話し方が無理すぎて
— さかな (@sususunosui) October 30, 2022
#silent
— げんさん (@drama_dokugen) November 3, 2022
とてもおもしろく見てるの大前提として。
たまになんでこの人もこの口調?って思うときがある。脚本なのか、演出なのか、後々回収してくれるのか。
みんな同じ話し方に感じてもったいない。
silent見てるとさ、
— Ⓜ︎ (@mu_____07) November 3, 2022
言葉の選択?っていうか
ドラマでのセリフの話し方とか
なんかすごい好きだなって思ってさ
なんかいいなって
ああいうのいいなって思った 😌
って言う話 🫰🏻‼︎#silent
「話し方が気になってストーリーに入り込めない」等のネガティブな感想がある一方、「ドラマのセリフの話し方が好き」という好意的な声も。
個人の好みもありそうですが、「台詞回し」には対照的な反応が見られていることが分かりました。
サイレントの喋り方の特徴は?

「セリフの話し方が気になる」という声が多く出ているドラマ「silent(サイレント)」。
キャストの台詞回しや話し方にはどんな特徴があるのでしょうか?
セリフに倒置法が多い
silentって言葉の順番けっこう独特じゃない?
— とーとつ🧊 (@Pollen75571614) November 3, 2022
倒置法みたいな、結論を先に伝えて話す感じで、これはこれで心地いい会話だなって思う
あと、一文ごとの倒置法の入れ方とか。「威力が強いんだよ」ではなく、「強いんだよ、威力が」ってするところ。細かい部分で印象に残るセリフまわしが多い。 #silent
— ほし子 (@hoshizakkoku) November 7, 2022
セリフを繰り返している
ところでsilentはなんか不自然に同じセリフを繰り返す感じがあるけどアレは演出なのかな?
— 🎀ぷりぷりうんぴっぴ🎀 (@puripuriunpippi) October 20, 2022
silentの「○○だね」「うん、○○だね」みたいなセリフ繰り返す言い回し好き
— 綾@プロカあり📝12日渋谷 (@1026_ayana) November 3, 2022
セリフがゆっくり・短い
なんかもう……セリフ一つ一つに色んな意味が込められてて…
— ka-fu (@kafu31152877) November 4, 2022
紬ちゃんと湊くんがゆっくり会話するのが、言葉を大切にしてる感じが伝わってきてすごくいい#silent
みんな、割とセリフがゆっくり丁寧(聞き取りやすい)
— ライム🍀 (@Mtm05NQQrsPOLO3) November 1, 2022
優しくて相手のことを思い遣ってる感じがすごい伝わってくる#silent
silentの何がいいって、言葉の伝え方。一文一文のセリフが短くて、スッと入ってくるような言葉。うまく言えないけど、本を読んでる感覚。素敵なドラマ。
— A y a k a (@a_f0531) November 8, 2022
サイレントの独特な話し方(silent構文)の理由を考察!
ドラマ「silent(サイレント)」のセリフの話し方には、
- 倒置法で話す
- 言葉を繰り返す
- ゆっくりで短い
という特徴があることが分かりました。
これらの台詞回しは一部で「silent構文」と言われるようにまでなっているようです。
silent構文で友達と話したくなっちゃうな、しようね、みんな、今度ね
— 底無沼代🤏🏻 (@pp0x0qq8) November 3, 2022
結局さ、今日もさ。泣いちゃうんだよ。うん。泣いちゃう。←silent構文
— めぐ (@cubmb_) November 3, 2022
この独特な話し方について、ドラマ上の「演出」であるという見方もあります。
特に、ろう者(聴覚障害者)に配慮しているのでは?という考察が多いようです。
#silent ずっと気になってるのが登場人物たちの話し方で、非ネイティブへの喋り方っぽさを感じる(ゆっくり、一文は簡潔に、発音はっきり、句点多め)特に紬と湊斗が顕著。全編通じてその感じなので、ろう者の想相手だからこの話し方になっている(という演出)ではなさそう…?
— ぴちゃ🦛🐎🍒🏠 (@pichanne1) November 3, 2022
1話の時からみんなの話し方に何か違和感あって…登場人物みんな同じ言葉・同じ意味のことを2回繰り返すことが多いんだよね。でも手話を使う想はそういう傾向がなくて、これってもしかして「話す人」「話さない人」を区別してるのかなって…思った人いませんか… #silent
— 🐻❄️ (@pekuguku) October 28, 2022
大丈夫だって皆元に戻れるなって、
— どせいちゃん (@melonsan55) October 28, 2022
思えたらって、俺は嬉しいなって
俺はね
??文章にしてみると気持ち悪すぎる
silentこの台詞って視聴者の耳が聞こえない方に配慮してるん?違うと思うけどずっとこんな話し方。
紬たちが学生のときからこの話し方だったし、想に話しかけてるからじゃないんだよな
また、高校時代に佐倉想(目黒連)が読み上げる作文の冒頭には、
「言葉はなんのためにあるのか?」との問いかけがありました。
「言葉」や「コミュニケーション」がドラマのテーマになっているとすれば、
セリフの倒置法や口調で「言葉」を強調して際立たせているという演出の一部と捉えることもできそうです。
今後のストーリー展開も楽しみですが、台詞回しにも注目していきたいですね!


まとめ
今回は、今大人気のドラマ「silent(サイレント)」のセリフの話し方について取り上げました。
「喋り方が気になる」「違和感を感じる」という感じる人が少なくないようですが、ろう者を扱っているドラマだからこその「演出」であるという可能性が高そうです。
今後もセリフに注目しながら、ドラマを楽しんでいきましょう!




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